2012年3月8日木曜日

聖地巡礼、あの花の舞台へ

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」

昨年フジテレビで放送されたオリジナルアニメーションです。全11話でDVDも販売されています。

幼い頃事故死したヒロイン”めんま”が主人公の前に突如幽霊となって現れ、”めんま”と幼馴染の主人公達が様々な感情を乗り越え、成長していく青春ドラマです。略称「あの花」。

で、最近のアニメは単なるアニメで終わらない。”町おこし”としても活用されていて「けいおん!」では滋賀県犬上郡豊郷町の活性化、「らき☆すた」では埼玉県鷲宮町の活性化、「エヴァンゲリオン」は箱根の活性化などジャパニメーションの認知度が高まってきている現在、”聖地巡礼”地域振興の新兵器として機能しつつあります。

「あの花」も例外なく西武鉄道とタイアップし、「あの花」の舞台となった場所は”秩父市”であるという噂を伺い、極秘ルートで「あの花」専用の特別切符を入手したので、手技療法もマイナーなサブカルの一部、アニメもサブカルの一部、自称サブカル研究家としてこりゃあ是非参りたい。「あの花」の舞台はどうなっているのか単独潜入巡礼してきました。さて”めんま”に出会えるでしょうか!?



やってきました池袋から約1時間20分”西武秩父駅”に。さすが秩父。山に雪。”ゆきあつ”と”つるこ”が出てくるシーンですが、忠実に再現してあります。色は違いますがあのシルバーの車は毎日置いてあるのでしょうか?場所がジャストサイズです。

駅のすぐ近くにある”秩父観光情報館”で”あの花巡礼マップ”を入手。 係のおばちゃんに「あ、あの花マップ下さいっ!」と直接伝えねば入手できません。

”秩父神社門前”。”西武秩父駅”から徒歩15分くらい。”めんま”、主人公”じんたん”、”ゆきあつ”のシーン。リアルです。

”旧秩父橋”。OPと主要なシーンに登場します。「あの花」といったらこのシーン。全く同じ。白線まで同じ。下には荒川が流れています。都内よりは随分と綺麗な荒川です。
”めんま”ではなくおっさんがシューシュー言いながらジョギングに励んでいました。
駅からはちょっと遠いのでバスかレンタルの自転車があると良いかも。ちなみに私はマップがあるにもかかわらず道を間違え、さらに徒歩で着いた時にゃ夕暮れになってしまいました。
駅構内。時期によっては「あの花」のイベントも開催している模様。地元のお酒も”めんま”です。”めんま”は未成年だが幽霊なので問題なし。
お土産物屋には”めんま”がつくった蒸しパンも忠実に再現!!畏れ入る。「あの花蒸しパン」120円也。滋養豊富味素朴也。

「あの花」には全く関係ありませんが第58代交通安全ドール完成記念乙姫ちゃんのお茶を購入。総理大臣並の代替えです。お茶は寄居のオリジナルブレンドであるらしい。400円也。地方らしいデザインがいいですねえ。乙姫ちゃんにも光を!

という訳で全然巡礼しきれてませんが、「あの花」の舞台”秩父”。静かで空気も綺麗でよかところです!この雰囲気自体が”めんま”なのでしょう。一日じゃとても足りません。温泉も近くにあって何度も巡礼する価値アリです。ここは夏きたら最高でしょうねえ。

少し都内を離れれば日本の原風景。そこには幼い頃の体験が重なる。都内育ちだろうと地方出身だろうと子供から大人への連続性は変わりません。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のですが、「あの日見た花の名前」はヒト其々でしょうか。ひまわりのヒトもいれば、ハエジゴクのヒトもいるでしょう。ああ足元に咲く可憐な一輪の花よ。名などなくてよいのだ!


かこい



山手線・千代田線西日暮里駅すぐの
ワコーカイロプラクティック




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